弔辞の文例
◆弔辞の文例(職場の上司に捧げる・仕事上の業績とリーダーシップをたたえて)
故長沢昭紀部長のご霊前に、第一技術部を代表して、最後のお別れの言葉を申し上げます。
<あいさつ>
つい先日、お見舞いに伺いましたおりも「あのプロジェクトはどうした?」と仕事のことを気にかけながらも、「みな、元気でやっているか、飲みすぎに注意しろよ」とにこやかにわれわれのことを気づかってくださっていました。それがなぜこんなことにと、突然の訃報に、部員一同、悲しみに打ちひしがれております。
<驚きと悲しみ>
部長は入社以来技術畑一筋に歩んでこられました。現在、当社の主力製品となっている○○の開発の中心人物であり、環境問題を視野に入れた製品開発では、業界でも一目おかれる存在でした。私も入社当時からその評判を伺っており、部長の下に配属された当初はどんな厳しい方だろうかと緊張したのを覚えております。
しかし、実際の部長は実に穏やかな方で、われわれがミスをしても大声で叱るようなことはありませんでした。「どうしてミスしたと思う?」と問うことから部長の話は始まります。原因をつきとめ、対策を練ることでミスが生きる、というのが部長の口癖でしたね。明日が迫り、焦る私には「製品開発には、エレベーターのような近道はない。一段一段階段を上るしかないんだよ。」と諭してくださいました。その誠実な姿勢は、まさにわれわれのお絵本でした。
<仕事ぶりを語る>
部長という羅針盤を失い、私どもはどうやって船を進めていけばいいのか、途方にくれております。しかし、これまで教えていただいた技術と教訓を生かし、部長の分までいい仕事をすることが、われわれにできるせめてもの供養と考え、励んでいきたいと存じます。
長沢部長、どうか安らかにご永眠ください。
<決意>
●上司へ弔辞の心得
仕事上の業績が、会社の発展に寄与したことを強調し、遺志や教訓を生かす決意を述べましょう。人柄については、自分や周囲に対しての具体的な言動を紹介しながら、あたたかみのあるエピソードをそえます。
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精進落としの宴
本来「精進落とし」は四十九日が終了した忌明けに行うものでした。遺族は、故人の生まれ変わる世界が定まるとされる四十九日まで喪に服し、肉や魚などなまぐさ物を断って、精進料理で過ごすのが習わしです。その後、忌明けとともに通常の食事に戻るのですが、その最初の食事が「精進落とし」です。「お斎(おとき)」「精進上げ」ともいいます。
しかし現在では、僧侶や世話役など、葬儀で世話になった人達を感謝の気持ちでもてなすために、喪家側が設ける会食の席という意味で営まれるようになっています。この場合、精進落としの宴は還骨法要のあとに行います。
精進落としの宴では、僧侶、世話役の人達に上座についてもらい、友人、知人がそれに続きます。喪主、遺族は末席に着きます。以下に精進落としの席次の例を示します。
●精進落としの席次●
一同がそろったら、会食に入る前に、喪主は世話になったお礼のあいさつをします。僧侶が精進落としの席を辞退した場合は、「御車代」と「御膳料」を渡します。「御車代」は僧侶が出席した場合にも渡します。
精進落としは、喪主か親族代表のあいさつで始まります。宴が始まったら遺族は各席をまわり、お礼を述べ、お酌をします。宴の時間は1〜2時間。ころ合いを見計らって、喪主か親族代表が、「皆様もお忙しいことと存じますので、そろそろ閉会したいと思います」と終わりのあいさつをします。
なお、自宅が狭いなどの理由で精進落としができない場合は、折詰にお酒を一本加えて手渡し、精進落としの代わりとします。
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