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通夜に参列する
＜通夜に参列する＞
最近は通夜も告別式も同じように「故人とお別れする場」ととらえている人が増えました。その結果、自分の都合に合わせて、さほど親しくない間柄でも、通夜に参列する人が多くなっています。
しかし本来は、通夜は、遺族や近親者、親しい友人など、故人と深い関わりを持つ人達が集まり、夜通し故人との最後の別れを惜しみ、また故人の霊と遺族を慰めるためのものです。
忙しい現代においてはしかたがないことかもしれませんが、特に親しい関係でなければ、通夜には出席せずに、告別式に参列するのが本来の形です。
一般的には、遺族から通夜の日程を知らされた場合には通夜に出席し、葬儀・告別式にも出席します。告別式の日程だけを知らされた場合は告別式の参列だけにとどめます。
それほど親しい関係ではないけれど、都合により告別式に参列できずに通夜だけに出席する場合は、通夜ぶるまいに誘われても遠慮して、早めに引き上げるのがよいでしょう。
通夜への出席を迷うときは、近親者や葬儀の世話役などに問い合わせます。
＜参列当日は＞
最近の通夜は半通夜といって、午後六時か七時頃に始まり、僧侶の読経／遺族・親族・参列者の焼香などで一時間程度、その後通夜ぶるまいの席がもたれて、一、二時間くらいでお開きになります。
式場には通夜開始時刻の十分前くらいには着くようにします。受付で記帳し、「このたびは御愁傷様でございます。御霊前にお供えください。」と簡単にお悔やみを述べて、香典を差し出します。受付がない場合は焼香のときに祭壇に供えるか、親族に渡します。
＜通夜ぶるまいのマナー＞
通夜ぶるまいは弔問に対するお礼とお清め、そして故人の供養のために設けられます。誘われたときは遠慮せずに席に着き、一口でも箸をつけるのがマナーです。
ただし、通夜ぶるまいは宴席ではないので、故人とは関係ない話に夢中になったり、お酒を飲んで長居しないように気をつけましょう。
途中で退席するときは、周囲の人に「お先に失礼します」と述べ、静かに退席します。
投稿者 funeral :
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