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喪中の贈答と年賀欠礼状
◆喪中の贈答
歳暮や中元などの贈答は、四十九日の忌明けまでは控えるのが普通ですが、それ以降は通常通りでかまいません。忌明け以降だと、歳暮や中元の時期がずれてしまう場合は「暑中お見舞い」「寒中お見舞い」などとして贈ります。
◆年賀欠礼状
身内に不幸があった年は、翌年の年賀状を出すのを控えるあいさつのはがきを出します。年賀欠礼状を出すのは、配偶者、兄弟姉妹、親や祖父母、あるいは子など直系の血族、配偶者の両親が亡くなった場合です。
薄墨枠のはがきを用い、出す時期は十一月下旬か十二月初旬に。文中には、故人の名前と自分との続柄を書き入れることが大事です。
<一般例①>
喪中につき、年末年始のごあいさつをご遠慮申し上げます。
九月に、父利明が八十二歳にて永眠いたしました。
ここに、本年中に賜りましたご厚情にお礼を申し上げますとともに、明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。
なお、時節柄、いっそうのご自愛のほどお祈り申し上げます。
<一般例②>
本年も残すところ、わずかとなりました。お忙しくお過ごしのことと存じます。
私ども、長く患っておりました母が、この四月に他界いたしました。新年のごあいさつを申し上げるべきところではございますが、喪中につき、遠慮させていただきます。
どうぞ、お元気でよいお年をお迎えくださいませ。
●ポイント
1.「喪中につき、年末年始のごあいさつをご遠慮申し上げます。」の部分は大きい文字を使いましょう。
2.家族で使用する場合は、続柄の部分を空白にし、各人がそれぞれ記入することでもよいでしょう。
投稿者 funeral :
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